-
Q2-1
電子入札を行う上で必要なものは何ですか?
-
A2-1
電子入札を行う場合には、以下の機器と関連ソフトが必要となります。
・インターネットに接続されているパソコン
・電子証明書(ICカード)
・ICカードリーダ ・電子入札コアシステム関連ソフト
※「電子入札コアシステム関連ソフト」は、応札者側ではコアシステム対応民間認証局より、また発注者側ではシステム担当課や運用サポート部門、もしくはシステム構築を担当したITベンダなどにより提供されます。
-
Q2-2
電子入札を行うためのパソコンの仕様としては、最低どの程度のものが必要でしょうか
-
A2-2
パソコンの仕様は発注機関ごとに異なります。発注機関のホームページ等を参照ください。また、利用される認証局によって独自のソフトウェア要件が設定されている場合があります。ICカード を購入された認証局のホームページをあわせてご参照ください。
-
Q2-3
電子入札を行うパソコンは他の業務と兼用しても良いのでしょうか?
-
A2-3
他の業務と兼用する場合、応札者又は発注者からのデータの確認や入札事務処理と他業務に伴う処理が重なって思わぬ時間を要し、結果として応札時刻に間に合わなくなるような場合があり得ます。したがって、できるだけ“専用機”を準備してください。
-
Q2-4
電子入札が動作するパソコンのOSやブラウザは何がありますか?
-
A2-4
A2-2の回答を参照ください。
-
Q2-5
利用するインターネット回線はどのように選べば良いのですか?
-
A2-5
インターネットの接続方法としては 光ファイバやADSL、無線回線、専用回線など様々な種類があり、地域毎に選択肢が異なりますが、回線速度は操作性に直接影響しますので、できるだけ高速でかつ安定性の良い回線をお使いください。
またネットワークの停止などの不測の事態を考慮して、複数方式でインターネットの接続を行っていただく事をお奨めします。 -
Q2-6
利用するプロバイダはどのように選べば良いのですか?
-
A2-6
インターネットを利用する場合には、プロバイダ(ISP)との契約が必要となります。
電子入札コアシステムで使用する以下の通信プロトコルが通過可能な、プロバイダをお選び下さい。
【通過が必要な通信プロトコル】
・HTTP :HyperText TranSfer ProtocoL
・HTTPS:Hypertext TranSfer ProtocoL SecurITy
・SMTP :SimpLe MaiL TranSfer ProtocoL
・LDAP :Lightweight Directory AcceSS ProtocoL
※LDAPは、政府認証基盤(GPKI)の仕様に基づいた電子証明書の有効性検証を行うために必要な通信プロトコルです。(平成15年度から必要になっています。)又、地方公共団体における組織認証基盤(LGPKI)では、総合行政ネットワーク(LGWAN) の仕様にもなっています。応札者側でもLDAPの通信プロトコル通過が必要となります 。
-
Q2-7
社内及び庁内LANを使用していますが、ファイヤーウォールはどのような役割をはたすのでしょうか?
-
A2-7
ファイヤーウォールとは、組織内のコンピュータネットワークへ外部から侵入されるのを防ぐハード・ソフトシステムです。 そのようなシステムが組みこまれた発注機関及び企業などのネットワークでは、インターネットなどの外部ネットワークを通じて第三者が侵入し、 データやプログラムの盗み見・改ざん・破壊などが行なわれることのないように、外部との境界を流れるデータを監視し、不正なアクセスを検出・ 遮断する必要があります。
※ファイヤーウォールを設定する上では、前項に示しました通信プロトコルが通過できるような設定が必要となります。