FAQ コアシステム

  • 1.一般事項
  • 2.利用環境
  • 3.電子認証
  • 4.JVの場合
  • 5.応札者の責任範囲
  • 6.コアシステム
  • 7.性能向上
  • 8.自治体様からの疑問点
  • Q7-1

    コアシステムは国の機関向きで、地方自治体には不向きとの評判がありますが、それは本当ですか?

  • A7-1

    コアシステムは、国土交通省が開発して平成15年度から本格運用に供している電子入札システムを元に、複数の公共発注機関に適用可能なAPIを利用したカスタマイズのし易いシステムとして開発しています。主に地方自治体のニーズに対応して取り入れられた機能としては、地方公共団体組織認証基盤(LGPKI)への対応や、小規模なシステム構築のためのマルチプラットフォーム対応、複数の発注機関による共同利用への対応、物品入札への対応などがあります。

    ※マルチプラットフォーム:プラットフォームとは、主にアプリケーションソフトを動作させる際の基盤となるOSなどのことを指します。 WindowSやUNIX、Linuxといった、それぞれ異なる複数のプラットフォームに対応することを「マルチプラットフォーム」と言います。

  • Q7-2

    コアシステムは保守が難しいという話がありますが、本当ですか?

  • A7-2

    コアシステム開発黎明期(2001年~2002年頃)に保守体制を後追いで整備した時期があり、このような印象を持たれたものと推測します。
    現在は、コアシステムサービスセンタにおける技術情報等の提供や技術的な問合せの回答など、コアシステムの保守に関する各種サービスを提供する仕組みが確立しています。
    また、コンソーシアム正会員をはじめ、多くのITベンダーがコアシステムを基盤とする電子入札システムの構築・運用を手掛けるようになっており、それらITベンダーによる十分な保守が実現されていると考えます。

  • Q7-3

    インターネットで公共発注機関等へアクセスすると瞬時に画面が表示するところとなかなか表示されないところがありますが、自分が使用しているパソコンの性能なのか通信回線の容量の問題なのか分からないことがあります。調べる方法はあるのでしょうか?

  • A7-3

    地元住民が発注機関で運用するホームページにアクセスすると瞬時に接続できる場合となかなか接続できないケースがあります。

    当然ながら、多くの利用者がアクセスすれば負荷が掛るため時間が掛ることは明白ですが、当初から通信回線の容量が少ない場合もあります。この通信回線の容量が少ない場合で、電子入札や調達に伴う運用を開始すると入札締切時間や開札結果直後の時間帯に多くのアクセスが発生するため混乱を招く可能性が高くなります。これはWebサーバーの性能又は契約している回線容量が細いためアクセスに時間が掛っていると思われますので、実際どのくらいの性能が出ているのか以下に紹介するフリーソフトでスピードチエッカー(HTTP://Speedchecker.bbtec.net/)がありますので試して下さい。通信速度測定結果として上りと下り の通信速度を計ってくれます。又近隣地域の推定速度(上り・下り)も照合できるサービスもあります。