- HOME
- 電子入札コアシステムとは
- 電子入札コアシステムの概要と特徴
電子入札コアシステムとは
電子入札コアシステムは、電子入札システムの基本となるパッケージソフトウェアです。
電子入札コアシステムは、実績ある国土交通省電子入札システムの仕様をベースに、全国の公共発注機関に対応するため、多くの発注機関の入札業務を調査・検討し開発された汎用性の高い機能を提供しています。
国の機関や都道府県、政令指定都市、市町村などに広く採用されています。共同利用を含めると採用を表明している団体は850団体以上、そのうち800団体以上が運用を開始しています。
電子入札とは
電子入札とは、従来、紙の書類により庁舎に集まって行われていた入札手続きを、インターネットとパソコンを使って、電子的に行うことです。
電子入札コアシステムを利用すれば、発注機関の案件登録から応札者への落札者通知まで、一連の作業がインターネットを介して電子的に実施可能となります。オープンなインターネットを利用して行われるため、電子認証システムを利用し、安全性と信頼性を確保しています。
-
工事・業務及び物品・役務に対応
電子入札コアシステムは、工事・業務(コンサル業務)を主として開発されたシステムですが、物品・役務の機能も有しています。
-
多様な入札方式に対応
電子入札コアシステムは、多くの発注機関に利用していただくことを目的に開発されているため、多様な入札方式に対応しています。
-
セキュリティと認証
電子入札コアシステムは、暗号化やICカードの利用等による高いセキュリティの確保とともに、成りすまし等を防止するため、当事者以外の第三者による認証を行っています。発注機関側の認証では、政府や地方自治体の認証基盤(GPKI、LGPKI)や民間認証局が発行するICカードが利用可能となっています。
-
システム仕様の検討体制
電子入札コアシステムは、正会員(ITベンダ)、賛助会員(ITベンダやコンサル業者)、特別会員(公共発注機関)で構成される電子入札コアシステム開発コンソーシアムを設け、正会員(ITベンダ)の知識や、ユーザ及び特別会員の意見・要望を基に、仕様を検討し、機能の充実を図っています。
-
最新技術への対応
電子入札コアシステム開発コンソーシアムでは、OSやミドルウェア等のバージョンアップに迅速に対応するため情報収集や検討を行っています。
-
導入方法の選択肢
単独や共同利用でシステムを作り込む方法の他にASP等によるアウトソーシングも可能となり、導入方法の選択肢が広がっています。