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調査履歴(概要)
建築分野におけるBIMは急速な広がりを見せ、2016年には英国政府調達における義務化や2018年にはEU諸国の政府動向をまとめた『EU BIM Handbook』の発刊など,政府調達や生産性向上の手段に用いられています。
日本の政府調達においては,2012年度より国土交通省がConstruction Information Modeling/Management(CIM)の試行を開始しました。2016年度に調査・設計から維持管理段階における3次元モデルの作成目安などを取りまとめた『CIM導入ガイドライン(案)』を策定し、2018年度は、新たに工事数量算出に用いる3次元モデルの基本的な表現方法を加えた『土木工事数量算出要領(案)』の改定や従来の2次元図面に替わり3次元モデルでの契約方法の検討などを進めています。
JACIC 研究開発部では、BIM/CIMに係る技術的な情報交換を行うための体制を構築するため、2016年にUK BIM taskGroupとMoU(Memorandum of Understanding)を締結するなど継続的な国際動向調査を行っています。
主な海外動向調査
2018年度 | Federal Ministry of Transport and Digital Infrastructure(ドイツ連邦交通デジタルインフラ省) |
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2017年度 | 英国 BIM Level3の政府戦略 ISO19650におけるCDE(Common Data Environment) |
2016年度 | Infra FINBIM FTA(Finnish Transport Agency、Liikennevirasto) |
2015年度 | CIMに関わる要領・基準・ガイドライン調査(欧州方面) CIMに関する教育・訓練調査(米国方面) |
2014年度 | 英国等BIM義務化を掲げる政府等の動向 建設分野における国際標準化(buildingSMART & ISO TC 59/SC 13) |
2013年度 | 土木建築情報学国際会議(ICCBEI2013)の開催 |