国土交通省では2016年を「生産性革命元年」と位置づけ、生産性革命プロジェクトを推進しています。この中で建設現場の生産性向上に関しては、ICT等の活用による継続的なカイゼンを推進するi-Constructionを重要施策の１つとして総力を挙げて取り組むとされています。また、BIM/CIMモデルの活用については2023年度から小規模を除くすべての公共工事におけるBIM/CIM原則適用に向けて、年々活用業務および工事の適用範囲が拡大されています。
　JACICではこうしたBIM/CIMモデルの活用等が急速に進展しつつある状況下において、BIM/CIMに携わる発注者側の「人材」の育成は急務の課題と考えています。
　このため、地方整備局等の発注者を対象に基礎的な知識、情報の取得を目的とした研修を受託により実施しています。