• HOME
  • BIM/CIM 研修
  • 平成30年度 CIMSoluthon®(CIMチャレンジ研修)受講者募集案内

平成30年度 CIMSoluthon®(CIMチャレンジ研修)受講者募集案内

募集を締め切りました。
 

研修概要

 CIMSoluthon®(CIMチャレンジ研修)は、日常業務等の様々な場面において、3次元CADソフトをエンジニア活動の一環として高度に使いこなせる人材の育成を目指しています。
 研修は、建設事業に即した課題について3次元CADソフトを活用して解決する(チャレンジする)課題演習を中心に、必要な3次元CADソフトの機能・操作の講義・演習を行います。
 5日間で入門的な内容から実務で使える機能・操作までを一貫して習得できるチャレンジクラスを基本とし、前半3日間の入門的な内容のみを受講する入門クラス、後半2日間の実務的な内容のみを受講する実務クラスも設けます。
 前半3日間は、3次元CADソフトの代表的な操作や機能を理解するとともに、課題演習を通じて日常業務等における3次元CADソフトの効果的な利用法を体験してもらえる内容としています。
 また、後半2日間では、3次元CADソフトを高度に利用していくためのヒントとなるように、実務の現場(業務)で直面する課題の演習を通して、より実践的な3次元CADソフトの操作や機能を習得していただける内容としています。

日程・会場・受講コース等

日 程 : 平成30年8月6日(月)~10日(金)
チャレンジクラス 平成30年8月6日(月)~10日(金)
入門クラス    平成30年8月6日(月)~ 8日(水)
実務クラス    平成30年8月9日(木)~10日(金)
会 場 : 一般財団法人全国建設研修センター
〒187-8540 東京都小平市喜平町2-1-2
交通アクセス:http://www.jctc.jp/about/access
 
受講コース、定員及び受講料:

 受講コースは、演習内容と使用するソフト別に下記の2コースがあり、受講定員及び受講料は下記のとおりです。
 紹介動画を閲覧していただき、お申し込みください。

コース名 定員 講師を担当する会社 使用するソフト 受講料(税込み)
A:インターチェンジ及びランプの設計、現道との交差点設計
10名 応用技術(株) ・Autodesk InfraWorks 2018
・AutoCAD Civil3D 2018
【チャレンジクラス】
80,000円
【入門クラス】
60,000円
【実務クラス】
30,000円
B:橋梁設計における3Dモデルの作成及び3Dモデルの利活用と属性の利用
10名 川田テクノシステム(株) ・V-nasClair
・V-nasClair Kitシリーズ

・橋台の設計計算
【チャレンジクラス】
80,000円
【入門クラス】
60,000円
【実務クラス】
30,000円
   ↑各動画をクリックし〔全画面表示〕にしてご覧ください。
    全画面表示にすると〔一時停止〕〔好きな位置からの再生〕〔音量調節〕が可能になります。

※各コースとも、募集定員は10名です。(チャレンジクラスと入門クラスの合計の受講者数とチャレンジクラスと実務クラスの合計の受講者数はともに10名を募集します。)
※受講料には、教材費、ソフト使用料等の研修費用の全てを含みます。ただし、交通・宿泊費、食事代は受講者の負担でお願いします。なお、一般財団法人全国建設研修センターには宿泊施設があります。受講決定者に対し詳細をご案内し別途ご希望をお聞きする予定です。
※受講者の所属する企業がJACICの賛助会員の場合、チャレンジクラスの受講料を20,000円割引きます。なお、入門クラスのみの受講、実務クラスのみの受講での割引きはありません。
※受講料の入金方法に関しては、受講決定者に別途ご連絡いたします。
※受講開始後に中途で受講を取りやめた場合、受講料の返金はいたしません。

 
受講対象者及びクラス毎に受講者に求める条件:

 対象者は設計コンサルタント会社、建設会社、測量地質会社、発注機関等に所属する土木技術者です。受講クラス毎に受講者に求める条件は下記のとおりとします。

コース名 受講者に求める条件 備考
A:インターチェンジ及びランプの設計、現道との交差点設計 【チャレンジクラス・入門クラス】
下記のいずれかのスキルを有する者
●基本的なPC操作ができる
●土木に関する基本的な知識がある
●道路設計に関する基礎的な知識がある
【実務クラス】
下記のスキルを有する者
●入門クラスの受講条件を満足している
●InfraWorks、Civil 3Dの基本操作を習得している
※土木・道路設計の知識が無くとも受講可能ですが、課題演習はこれらの知識があることを前提としています。
※実務クラス受講の方への基本操作説明はありません。
B:橋梁設計における3Dモデルの作成及び3Dモデルの利活用と属性の利用 【チャレンジクラス・入門クラス】
●2次元CADの利用経験がある
【実務クラス】
下記のスキルを有する者
●V-nasClairの利用経験者
●橋梁設計技術者
※橋梁設計の知識が無くとも受講可能ですが、課題演習はこれらの知識があることを前提としています。
※実務クラス受講の方への基本操作説明はありません。
 
受講コースの詳細:
コース名 研修の内容
A:インターチェンジ及びランプの設計、現道との交差点設計  インターチェンジの設計業務における3次元CADソフトの活用方法を習得していただきます。
 入門クラスを受講することにより、本線とランプの設計に伴う既設の人道の復旧についての比較検討(ランプと交差する人道のルートと函渠の比較検討)、設計したインターチェンジの湛水地点の確認等が行えるようになります。
 実務クラスを受講することにより、本線とランプの設計に伴う既設の県道の付け替えについての比較検討、本線完成による住宅への日照障害の確認等が行えるようになります。
 主な研修内容は以下のとおりです。

【入門クラス】
◎ InfraWorks、Civil 3Dの基本操作演習
◎ 現況地形、現道、本線、本線IC橋の作成(アセンブリ、コリドー、コリドーサーフェス、コリドーソリッドの作成)
◎ 統合モデル作成
◎ 課題演習(人道と函渠の設計、湛水地点確認)
【実務クラス】
◎ Civil 3Dの応用操作演習
◎ 交差点-Eランプ交差点作成(アセンブリ、サーフェスの作成)
◎ 統合モデルの作成演習(サーフェスの統合)
◎ 課題演習(県道の付け替え検討、日照阻害の確認)
B:橋梁設計における3Dモデルの作成及び3Dモデルの利活用と属性の利用  橋梁設計業務を事例に3次元CADソフトの活用方法を習得していただきます。
 入門クラスを受講することにより、与えられた地形条件のもとで橋長の比較検討、最適案での施工ステップ設定等が行えるようになります。
 実務クラスを受講することにより、CIMモデルへの属性付加、下部工(橋台と杭基礎)の設計計算、地質条件(下部工支持層)の変更に伴う橋台と杭基礎の再設計等が行えるようになります。
 主な研修内容は以下のとおりです。

【入門クラス】
◎ 3次元CAD基本操作(モデル作成・加工など)
◎ 3Dモデルの利活用(走行シミュレーション・施工ステップ・配筋モデル作成・干渉チェックなど)
◎ 地形モデル・線形モデル・土工モデル・構造物モデルなどの作成方法
◎ 課題演習(橋長検討)
【実務クラス】
◎ 上部工モデルの作成及び加工(詳細度300)
◎ 下部工モデルの作成及び加工(詳細度300)
◎ CIMモデルの利活用(施工ステップ[時間属性]・属性付加・数量計算)
◎ 下部工設計計算(橋台・杭基礎の設計計算)
◎ 課題演習(地質条件変更による橋台・杭基礎の再設計)
 
CPD  : 受講者には、以下のCPDポイントを証明します。
・土木学会CPDポイント:30.8ポイント(チャレンジクラス5日間受講の場合。申請中)
・測量協会CPDポイント:30 ポイント(チャレンジクラス5日間受講の場合。申請中)
※入門クラスのみ、または実務クラスのみ受講された場合でも、研修時間に相当するCPDポイントを証明します。
修了証 : 各クラスの全課程を受講された方に修了証を発行します。
申込方法: 専用の申込みフォームをホームページで用意していますので、まず受講コースを選択し、その後受講するクラスの第1希望~第3希望を選択してお申し込み下さい。また、申込みフォームにおいて、土木技術業務の経験年数、2次元・3次元CADソフトの操作経験等のアンケートがありますので、ご協力ください。
 Aコース申込みフォーム:※募集は締め切りました。
 Bコース申込みフォーム:※募集は締め切りました。
受講コースや受講クラスは、応募された方の申込み順と希望順を考慮して決定させて頂きます。なお、定員超過の場合は、受講申込者の意向をお伺いし受講コースや受講クラスの調整を行う場合がありますので、予めご了承下さい。
申込締切: 平成30年6月29日(金)17時
受講決定者への連絡は、7月6日(金)を予定しています。
お問合せ: ご不明な点がございましたら、メールにてお問い合わせください。
一般財団法人日本建設情報総合センター
 研究開発部 徳重 (電子メール:cimsoluthon2018@jacic.or.jp
主 催 : 一般財団法人日本建設情報総合センター(JACIC)

研修プログラム

研修プログラム(予定)
【Aコース:インターチェンジ及びランプの設計、現道との交差点設計】
※5日間全ての受講は「チャレンジコース」となります
日程 時間割 研修科目 研修内容
8/6
(入門)
 9:20~ 9:30 開講式、オリエンテーション
 9:30~10:00 講義 課題モデルの概要確認、図面確認、ソフトウェア概要
10:00~10:30 InfraWorksの基本操作 インターフェース・ビュー操作の確認
データの読み込み(地形、航空写真)
10:30~10:40 休憩
10:40~11:30 InfraWorksの基本操作 道路・都市ファーニチャの作成、視覚効果の設定、アニメーション作成、各種機能の紹介
11:30~12:30 昼食
12:30~14:40 Civil 3Dの基本操作 インターフェース・ビュー操作の確認
地形サーフェスの作成(基盤地図情報、等高線)
土工形状モデルの作成(平面線形、縦断図、縦断線形)
14:40~14:50 休憩
14:50~17:00 Civil 3Dの基本操作 土工形状モデルの作成(断面形状(アセンブリ)、コリドー、横断図の作成)
測量地形の作成(標準・擁壁ブレークライン)
土地造成(切り土・盛土グレーディング)
8/7
(入門)
 9:30~ 9:40 復習 初日の研修内容の復習
 9:40~10:10 本線の作成 等高線、測量図からサーフェスの作成
10:10~10:30 現道の作成 現道のコリドー、コリドーサーフェスの作成
10:30~10:40 休憩
10:40~11:30 本線の作成 本線のアセンブリ、コリドーの作成
11:30~12:30 昼食
12:30~13:00 本線の作成 本線コリドーのリージョン分割、サーフェスの作成
13:00~13:20 本線IC橋の作成 本線IC橋のコリドーソリッドの作成
13:20~13:40 A~Dランプの作成 A~Dランプのコリドーサーフェスの作成
13:40~15:30 Eランプの作成 Eランプの線形、縦断、アセンブリ、コリドー、サーフェスの作成及び演習
15:30~15:40 休憩
15:40~15:50 講義 課題演習の概要説明
15:50~17:00 課題演習 人道と函渠の設計
8/8
(入門)
 9:30~10:50 課題演習 人道と函渠の設計
10:50~11:00 休憩
11:00~11:30 統合モデルの作成 統合サーフェスの作成
11:30~12:30 昼食
12:30~12:50 統合モデルの作成 Civil 3DとInfraWorksのデータ連携
12:50~13:20 課題演習 湛水地点の確認
13:20~13:30 休憩
13:30~15:50 グループディスカッション
15:50~16:00 休憩
16:00~17:00 合同発表 演習結果発表、意見交換
17:00~17:15 入門クラス閉講式 修了証授与、アンケート記入
8/9
(実務)
 9:20~ 9:30 開講式、オリエンテーション
 9:30~ 9:50 講義 研修の概要(課題モデル、入門クラスの概要)
 9:50~10:40 Civil 3Dの応用操作 簡易的な片勾配道路の作成(片勾配の線形、アセンブリ、コリドーの作成)
10:40~10:50 休憩
10:50~11:30 Civil 3Dの応用操作 交差点の作成
11:30~12:30 昼食
12:30~13:50 現道-Eランプ交差点の作成 アセンブリ、交差点コリドー、サーフェスの作成
13:50~14:10 統合モデルの作成 サーフェスの統合及びモデルの確認
14:10~14:20 休憩
14:20~14:40 講義 課題演習の概要説明
14:40~17:00 課題演習 県道の付け替え検討
8/10
(実務)
 9:30~10:50 課題演習 県道の付け替え検討
10:50~11:00 休憩
11:00~11:30 課題演習 日照阻害の確認
11:30~12:30 昼食
12:30~13:40 課題演習 課題モデルの完成
13:40~13:50 休憩
13:50~15:50 グループディスカッション
15:50~16:00 休憩
16:00~17:00 合同発表 演習結果発表、意見交換
17:00~17:15 実務クラス閉講式 修了証授与、アンケート記入
 
【Bコース:橋梁設計における3Dモデルの作成及び3Dモデルの利活用と属性の利用】
※5日間全ての受講は「チャレンジコース」となります
日程 時間割 研修科目 研修内容
8/6
(入門)
 9:20~ 9:30 開講式、オリエンテーション
 9:30~10:30 CADの基本操作 コマンドの実行方法、マウスの操作方法、画面の操作方法、レイヤ操作等、CADの基本操作を学習
10:30~10:40 休憩
10:40~11:30 3Dモデル作成(基本) 押し出しやスイープコマンドによる構造物の作成、変形や加工、モデルの3次元空間への配置方法等を学習
11:30~12:30 昼食
12:30~13:50 3Dモデル作成(基本) 押し出しやスイープコマンドによる構造物の作成、変形や加工、モデルの3次元空間への配置方法等を学習
13:50~14:00 休憩
14:00~15:20 3Dモデルの利活用(基本) 走行シミュレーション、施工ステップシミュレーション等、3Dモデルの利活用方法を学習
15:20~15:30 休憩
15:30~17:00 3Dモデル作成(応用) 配筋モデル作成と干渉チェック、土工掘削モデル作成と数量計算を学習
8/7
(入門)
 9:30~10:30 地形モデル作成 CIM導入ガイドライン(案)に基づき地形モデル作成
10:30~10:40 休憩
10:40~11:30 地形モデル作成 CIM導入ガイドライン(案)に基づき地形モデル作成
11:30~12:30 昼食
12:30~13:50 線形モデル作成 CIM導入ガイドライン(案)に基づきモデル作成
13:50~14:00 休憩
14:00~15:20 土工モデル作成 CIM導入ガイドライン(案)に基づき土工モデル作成
15:20~15:30 休憩
15:30~17:00 構造物モデル作成 CIM導入ガイドライン(案)に基づき構造物モデル作成
8/8
(入門)
 9:30~10:30 課題演習 橋長検討(講師とともに検討)
10:30~10:40 休憩
10:40~11:30 課題演習 橋長検討(個人で検討)
11:30~12:30 昼食
12:30~13:40 課題演習 橋長検討(個人で検討)
13:40~13:50 休憩
13:30~15:50 グループディスカッション
15:50~16:00 休憩
16:00~17:00 合同発表 演習結果発表、意見交換
17:00~17:15 入門クラス閉講式 修了証授与、アンケート記入
8/9
(実務)
 9:20~ 9:30 開講式、オリエンテーション
 9:30~10:30 上部工モデル作成 線形計算結果から上部工モデルの作成方法を学習
10:30~10:40 休憩
10:40~11:30 上部工モデルの加工 上部工モデルを施工ステップごとに分割する方法を学習
11:30~12:30 昼食
12:30~13:50 下部工モデルの作成と加工 下部工モデルの作成と施工ステップごとに分割する方法を学習
13:50~14:00 休憩
14:00~15:20 CIMモデルの利活用 作成した橋梁モデルをもとに、施工ステップアニメーション、属性の付加、属性を利用した数量計算等、CIMモデルの利活用方法を学習
15:20~15:30 休憩
15:30~17:00 CIMモデルの利活用と設計計算 CIMモデルの利活用と橋台の設計計算について学習
8/10
(実務)
 9:30~10:30 課題演習 下部工再設計とモデル修正
10:30~10:40 休憩
10:40~11:30 課題演習 下部工再設計とモデル修正
11:30~12:30 昼食
12:30~13:40 課題演習 下部工再設計とモデル修正
13:40~13:50 休憩
13:50~15:50 グループディスカッション
15:50~16:00 休憩
16:00~17:00 合同発表 演習結果発表、意見交換
17:00~17:15 実務クラス閉講式 修了証授与、アンケート記入