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発注者BIM/CIM研修（初級）のご案内
i-Constructionの深化が推し進められる中、基礎となるデータを提供するBIM/CIMの果たす役割は大きく、平成30年度には大規模構造物で原則実施されるなど、今後BIM/CIMの利用頻度は高くなり、ますます利用範囲も広がっていきます。こうしたBIM/CIMの普及が進められる上で、発注者のBIM/CIMへの理解と利用環境の整備は非常に重要であり、特にコンピュータや３次元CAD、クラウド技術などに関する新たな知識や情報の習得が求められています。
ところが、こうした知識・情報は、建設業界では最近急速に整備が進んできたものであり、発注機関においては蓄積が少なく、触れる機会も未だ少ないものとなっています。また、こうした知識・情報は難しいものと思われがちで、BIM/CIMの普及に影響を及ぼす可能性があります。今後、発注者がBIM/CIMを利活用していくためには、決して難しくない基礎的な知識・情報を習得する機会を増やすことが必要となっています。
JACICでは、BIM/CIMの普及を円滑に進められるように、発注者を対象に基礎的な知識の取得を目的とした研修を行います。特に初心者向けでBIM/CIMを身近なものとして利用したいと思われる方は何方でも参加できます。研修は、情報システムやBIM/CIMを理解するための基礎的な知識の習得、監督職員として必要な成果品確認の演習など発注者向けの内容になっています。基礎から学び、職務に活かせる発注者BIM/CIM研修への参加者を募集します。
○日 程：平成30年12月19日（水）～12月21日（金）
○会 場：一般財団法人全国建設研修センター（東京都小平市喜平町2-1-2）
○対象者：国土交通省及び地方公共団体等発注機関に所属する土木技術者でBIM/CIMの初心者の方
○定 員：20名（希望者多数の場合は抽選となります）
○受講料：48,000円（税抜き。食事、宿泊に要する費用は含まれません。）
なお、一般財団法人全国建設研修センターには宿泊施設があります。
一般財団法人全国建設研修センターでの宿泊について
○BIM/CIMの現状と今後
○BIM/CIMに関するコンピュータ基礎知識
○3次元CADの基礎
○BIM/CIMに関する要領・基準解説とそれを用いた成果品の確認演習
○クラウドを用いた成果品の確認演習
※研修プログラムの内容は、今後、変更する可能性があるのでご了承ください。
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