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JACIC CALS/ECの主な活動
CALS/EC資格制度

目的
CALS/EC資格
実施機関等について
CALS/EC資格認定
CALS/EC資格取得対象者
CALS/EC資格者の役割
CALS/EC資格の認定試験
運営組織
受験申込から登録までの流れ


目的
 本制度は、地方展開アクションプログラム(全国版)に位置づけられた「CALS/ECインストラクター育成事業」に基づき、地方公共団体等公共事業を受発注する機関へのCALS/ECの導入に対応して、その普及・推進のための人材の育成及び情報の普及を目的とし、財団法人日本建設情報総合センター(以下「JACIC」という。)が認定するCALS/EC資格制度である。

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CALS/EC資格
 CALS/EC資格者は、地方公共団体等公共事業を受発注する機関の情報技術活用能力の水準を高めるとともに、適正かつ効率的に公共事業が遂行されることを支援するCALS/ECのスペシャリストである。
 CALS/EC資格には、次の2つの段階を設ける。
・CALS/ECインストラクター:英語名Registered CALS/EC Instructor(略称RCI)
・CALS/ECエキスパート  :英語名Registered CALS/EC Expert  (略称RCE)
 「CALS/ECエキスパート」は「CALS/ECインストラクター」資格取得後一定年限を経た者、または十分な経歴・経験を有すると認められる者に対して与える。

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実施機関等について
 JACICは、資格制度の適正な運用を図るため、「CALS/EC資格制度管理委員会」(以下「管理委員会」という。)及び「試験専門委員会」(以下「専門委員会」という。)を設置する。
 社団法人建設コンサルタンツ協会(以下「協会」という。)は、試験及び登録に関する事務を行う。

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CALS/EC資格認定
 実施機関が実施する講習・試験を受け、管理委員会の判定に基づき合格した者に対して、JACIC理事長がCALS/EC資格者(RCIもしくはRCE)として認定する。

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CALS/EC資格取得対象者
 CALS/ECの実務に携わる者の内、公共事業執行プロセスを理解し、CALS/ECの知識を保有する者を対象とする。

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CALS/EC資格者の役割
 資格取得者は、中小の企業・団体並びに独自で講習・教育が困難な地方公共団体等に対するCALS/EC推進・普及のアドバイスを行う。主な役割は次の通りである。

CALS/ECインストラクター
・職場内研修講師
・職場外セミナー講師
・職場内IT環境整備(電子入札・電子納品)
・電子成果品の作成・確認・照査 ・電子検査対応支援 等

CALS/ECエキスパート
RCIの役割 に加え
・公共事業実施機関等が主催する職員向け研修や受注者向け説明会の講師
・大規模な講習会・セミナー等の講師
・公共事業実施機関等が発注する導入支援業務の管理・担当技術者
・CALS/EC関連委員会等の委員 等

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CALS/EC資格の認定試験
 「CALS/ECインストラクター」資格認定のため、認定試験(筆記試験など)を行う。「CALS/ECエキスパート」は「CALS/ECインストラクター」資格取得後一定年限(4年以上)の登録期間を経た者、または公共事業の十分な経験を有する者に対して、面接試験等を行う。
 試験の詳細については、「管理委員会」で審議する。

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運営組織
(1)資格制度の適正かつ公正な実施を図るため、「管理委員会」を設置する。
(運営はJACIC)
(2)資格試験の厳正かつ公正な実施を図るため、「管理委員会」に「専門委員会」を設置する。
(3)資格試験ならびに登録等を円滑に実行するために、協会内に事務局を設置する。

運営組織
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受験申込から登録までの流れ

受験申込から登録までの流れ
※1
試験は、「改訂 ─公共事業受発注者のための─CALS/ECガイドブック」(JACIC編集・財団法人経済調査会発行)から出題される。
※2
RCE面接試験前に「公共事業執行プロセスの理解」についてPCを使用してテストを行う。


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