FAQ 一般事項

  • 1.一般事項
  • 2.利用環境
  • 3.電子認証
  • 4.JVの場合
  • 5.応札者の責任範囲
  • 6.コアシステム
  • 7.性能向上
  • 8.自治体様からの疑問点
  • Q1-1

    電子入札とは何ですか?

  • A1-1

    電子入札とは、インターネットを利用して、発注者~応札者間の入札行為を電子的に行うものです。

    公共発注機関における従来の入札では、応札者は“掲示板”や“官報”又は公共発注機関が運営するホームページの “入札公告情報”などを閲覧し、応札できる案件を判断した上で、入札参加申請等の手続きを経て、発注者のもとに出向いて入札書を提出し、開札結果の通知を受けていました。

    電子入札ではこれらをインターネットとコンピュータを用いて電子化するもので、発注機関はあらかじめ決められた時間と場所において開札処理を行い、その結果を応札者に連絡します。「電子入札コアシステム」が標準でカバーしている業務範囲は、このうち、入札に伴う資格審査確認申請から入札結果公表に至るまでの部分です。

    また、電子入札が安全かつ公正に行われるための機能として、「電子入札コアシステム」には利用者の認証や文書の暗号化に関する処理が標準で実装されています。

  • Q1-2

    電子入札を行うメリットは何ですか?

  • A1-2

    電子入札の主なメリットとして以下の3項目が上げられます。

    ■競争性の確保、受注機会の拡大

    個々の発注案件の特性に応じた入札参加条件を満たす者が、インターネットを通じて物理的な移動距離の制約なしに入札に参加できるようになることによって、より多くの応札者の参入が期待されます。これによって、公共事業の競争性の向上が図られます。このことは応札者側から見ると、より多くの案件に応札する機会が拡大することを意味しています。

    ■建設コストの縮減

    入札行為やそれに伴う情報確認のため、応札者が発注者のもとへ出向くための移動回数が大幅に減少します。このことにより、 建設コストの縮減に結びつくことが期待されます。

    ■事務の効率化

    入札に伴う書類の作成、送付業務が自動化されることにより、事務の効率化が期待されます。

  • Q1-3

    電子入札だと操作が難しくなるのではないですか?

  • A1-3

    日頃より応札処理を担当している方で、パソコンによる文書作成やインターネットに慣れている方なら難なく 操作できるはずですが、 電子入札コアシステムの操作体験を事前に行って、本番時に戸惑わないよう準備しておくことが望まれます。また、 国土交通省電子入札施設管理センター(e-BISCセンタ)のホームページ (http://www.e-BISC.go.jp/)では電子入札Web版チュートリアル(電子入札体験版)が公開されています。

  • Q1-4

    入札金額は開札日まで、誰も見られないようになっているのですか?

  • A1-4

    電子入札コアシステムでは入札書は暗号化の上、専用サーバに厳重に保管されるため、開札時間まで誰も中身を見ることができない仕組みとなっています。さらに開札された日時を自動的に公開する仕組みとなっています。

  • Q1-5

    インターネットを使用していますが、セキュリティ上問題ないのでしょうか?

  • A1-5

    電子入札コアシステムでは、インターネット上で情報を暗号化して送受信するプロトコルであるSSL (Secure Socket Layer)で通信を行っています。また認証局が発行する電子証明書(ICカード)を利用して電子署名を付与することで、より高度なセキュリティを実現しています。