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国際動向 平成25年度

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openINFRAの現状

建設コンサルタンツ協会 _CIM技術専門委員会 _藤澤

1.背景
buildingSMARTは、建物のライフサイクルを通して、利用する異なるソフトウェア間で有効な相互運用を可能にするための標準化の作成を目的として、1995年に設立されたIAI (International Alliance for Interoperability)を前身とする、建設産業における国際的な標準化団体である。現在では日本支部を含め16支部で構成されている。
IAIが作成している標準仕様は、IFC(Industry Foundation Classes)と呼ばれ、建物を構成する全てのオブジェクト(例えばドア・窓・壁などのような要素)のシステム的な表現方法を定義している。これは、建設産業で必要とする情報(データ)を図面として表現し伝達するだけではなく、建設物を3次元のオブジェクトモデルとして定義すると共に、建設プロセス(建設ライフサイクル)に必要な情報を伝達することが可能なデータとして定義するものである。またIFCは、国際的組織が作成していることもあり、国内に限らず、参加している各国で、共有できる仕様でもある。2013年には、ISO(国際標準機構)のTC184/SC4の公的認証を受け、ISO16739:2013として建設産業の国際標準として位置付けられている。
インフラ(土木)分野への拡張を目指すため、2014年~2016年にかけて、openINFRAとして標準化を開始した(2013年10月ITMミュンヘン会議にて)。

2.openINFRAの活動[目的] インフラ整備における設計、建設、維持管理の段階でのプロセスの統合を実現するための一般的な標準を開発する。

[目的]
インフラ整備における設計、建設、維持管理の段階でのプロセスの統合を実現するための一般的な標準を開発する。
[組織]
議長: Christophe Castaing(フランスEGIS社)
副議長: Henk Schaap(オランダ)
コーディネータ: Henk Schaap
InfraCom :事務局 Steering Committee:運営委員会
Christophe Castaing (Chair) Christophe Castaing Hugh Woods
Henk Schaap (Vice Chair) Henk Schaap Wonsik Choi
Hyunjoo Kim (secretary) Jim Plume Nobuyoshi YABUKI
Jim Plume Pierre Benning Hyunjoo Kim
Pierre Benning Vaino Tarandi Paul Scarponcini
  Stuart Chen  

[ロードマップ]

ロードマップ

進行中・重点対象のプロジェクト

  • IFC-Bridge – フランスチームがRemodeling (スポンサー:Dassault Systems)
  • Alignment -道路/鉄道/トンネル等すべての基準となるAlignment(線形モデル)について国際仕様を作成するというのが、当面の論点となる。
  • IFC-Road -韓国支部からの道路モデルIFC拡張プロジェクト提案(スポンサー:韓国政府)
  • LandXML‐フィンランド政府が推進
  • Delivery of as-built for Maintenance and Operation
  • bSDD for infrastructure

3.日本の対応
IAI日本では、Infrastructure Roomへの対応として、土木分科会にWGを設置した。

図

buildingSMART とは
buildingSMART は、IAI (International Alliance for Interoperability)が2005 年に名称を変更、IAI は、建設業界における情報の共有化および相互運用(Interoperability)を目的とし、そのなかでIFCのデファクト・スタンダード(実質的な業界標準)化を目指している国際団体。

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